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FFⅩ-2 世界観
世界観
ユウナのテーマ
バラード
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スピラ この2年間の歩み
2年前
ユウナ、究極召喚を用いずに『シン』を倒す
「永遠のナギ節」が到来
討伐隊解散
アニキとダチ、飛空艇を発見しセルシウスと名づける
エボンの僧侶と称するトレマが「真実運動」を呼びかける
1年半前
このころスフィアハンターたちが登場
ワッカとルールーの結婚
トレマ、新エボン党を結成し、「真実運動」で集められたスフィアを独占。
1年前
ヌージが新エボン党に対抗して青年同盟を結成
トレマがスフィアを持って姿を消す
キマリ、ロンゾ族の長老になる
青年同盟、キーリカ島復興に着手
新エボン党に新党首着任
ギップル、マキナ派を結成し、放置されたジョゼ寺院に本拠地を置く
アニキ、カモメ団を結成
半年前
ルールーの妊娠が判明
約1ヶ月前
ユウナ、ビサイドを飛び出しカモメ団になる
新エボン党にて、穏健派による無血クーデター勃発。
バラライが新党首となる
政治・組織
エボン寺院の教えにない方法でユウナたちが『シン』を倒したという事実は、それまでのスピラの人々の精神的支柱であった「教え」「寺院」の存在意識を根本からくつがえし、思考の根本的な転換、精神的な自立を人々に迫った。
新たな精神的基盤や、それをもたらすことのできる新たな組織が必然的に求められるようになり、従来の枠から解き放たれた人々は、それぞれの主張に基づいてグループを形成。
さまざまな意見がスピラ中を飛び交い、ときには対立さえ起こるようになった。
『シン』の脅威になやまされる心配のない、平和で穏やかな「永遠のナギ節」。
しかしその一方でスピラは、激動の時代を迎えたと言える。
真実運動
「寺院」「教え」という支柱を見失い、スピラの人々は混乱の渦中に立たされたが、その混乱は決して絶望的なものではなく、「新時代を創る」という意欲と熱気に満ちたものだった。
そんな中で起ったのが、在野の僧侶を名乗る人物「トレマ」が唱えた真実運動である。
トレマの主張は「エボン寺院がゆがめてきた歴史を自分たちの手で掘り起こし、過去のあやまちを直視して新時代を創造していこう。」ということであった。
過去にエボン寺院が隠していたスピラの事実を探り、公表していこうというものである。
この結果、「スフィアハンター」という新たな産業を世に送り出すことにもなった。
各派の結成と対立
真実運動発生当時、相次ぐ指導者の失踪とともに力を失っていたエボン寺院は、トレマの力を評価し、彼を組織中枢へと招きいれた。
のちに、寺院の実権をにぎったトレマは寺院組織を「新エボン党」と改名し、人々から集められたスフィアを独占。
この行為を受けて、元討伐隊員を中心とするメンバーが「青年同盟」を結成し、旧寺院時代からの行為を含めて、新エボン党を激しく非難した。
結果、「新エボン党VS青年同盟」の図式が成立。
人々はいずれかに所属を求めるようになっていく。
また、2派の成立後、やや遅れて名乗りを上げたアルベド族のグループ「マキナ派」は、政治抗争には不干渉のかまえではあるものの、強力な機械兵器を所有するという点において、2派の行動に事実上にらみを利かせている。
さらに、個別集団である「スフィアハンター」が点在し、おのおのの都合に合わせて、これら3グループに対し流動的な動きを見せている。
新エボン党
「真実運動」の立役者であるトレマが1年ほど前に創設した組織で、エボン寺院を再編した組織と言って良いだろう。
「永遠のナギ節」到来後、時代の変化に不安を覚える人たちの心をとらえ、寺院に帰属していた者や高齢者をはじめ、幅広い支持を得た。
強硬路線を展開した2代目党首は、クーデターにより議長ともども失脚。
現在は党首がおらず、穏健派のバラライが議長として党をまとめている。
寺院の失った信頼を取り戻すことが最大の課題となっている。
青年同盟
新エボン等に対抗し、討伐隊の英雄であったヌージの呼びかけで結成された組織。
元討伐隊員をはじめ、血気盛んな若者達が多いのが特徴。
ヌージが「来る者拒まず」の態度であるため、構成員は玉石混合の状態で、確固たる信念を持って加入した者のほか、単に力のやりどころを求めるゴロツキ同然のやからも多い。
盟主ヌージの力で結束を保っているものの、いつ暴走してもおかしくない現状にある。
マキナ派
アルベド族の中でも、「自分達の手で完全にオリジナルの機械を作り出す」という目標を持った者達のグループが「マキナ派」である。
もっとも、ジョゼ寺院に集まった者たちが名乗っただけであって、他のアルベド族と対立しているわけでもなく、ビーカネル島のキャンプとも協力し合っている。
スフィアをめぐる争いには関与していないものの、その技術力や機械兵器の威力を考えれば、スピラの勢力図を一気に塗り変える可能性をもったグループである。
スフィアハンター
真実運動の波及とともに生まれた呼び名で、各地に眠る古いスフィアの収集を産業とする者たちのことである。
真実運動の、根本であった「スピラの過去の真実を探る」ことにより、スフィアを集めることを目的とした者が多く、老若男女さまざまである。
『シン』の脅威が去ったとはいえ、古いスフィアが眠る場所には危険が多く、また収集作業には情報が不可欠なことから、グループを組んで活動する者がほとんど。
集めたスフィアをどう処理するかはハンターたちによって異なるが、新エボン党と青年同盟のどちらかに売り払い、一攫千金を狙うというのが一般的である。
カモメ団
ユウナの所属するグループで、アニキとダチが中心となって結成した。
数あるスフィアハンターの中で唯一飛空艇を擁し、各地へ瞬時に移動できるのが強み。
集めたスフィアは個人的な情報収集のために使用している。
リーダーはアニキだが、世間一般の人々は、ユウナがリーダーだと誤解している。
ルブラン一味
お嬢ルブランが率いる、スフィアハンターグループの最大派閥。
ルブランの側近であるウノー、サノーをはじめ、さまざまな過去を持つ人物が数多く集い、その結束力はスピラ随一ともいわれる。
カモメ団をライバルと目しており、あれこれ邪魔に入るが、金が目当て
の集団ではないらしい。
グアドサラムを拠点とし、かつてのシーモアの屋敷にアジトをかまえる。
「ルブラン様はなんでもあり」が合言葉。
こども団
イサールの末弟パッセを中心に、ちょっと気弱な男の子タロ、元気で活発な女の子ハナの3人の子供たちで結成されたグループ。
年端も行かぬ子供の団体とはいえ、その力は侮れず、強力な魔物に満ちたダンジョンの奥へ分け入り、警備の厳しい建物内へ潜入するなど、並みのスフィアハンター顔負けの活躍を見せている。
暮らし・生活
「永遠のナギ節」の到来は、政治、組織面のみならず、スピラのあらゆる分野において劇的な変化をもたらした。
何百年もの間、確固たる枠組みとして存在しつづけたエボンの教えの崩壊は、未知の可能性を人々に提示したのだった。
復興と変化
かつて『シン』は、各所の文明の発達するたびにそこを襲い、土地の発展や復興をさまたげていた。
だが「永遠のナギ節」が到来し、そんな不安も解消された。
被災地の復興は順調に進み、少しずつではあるが発展してきている。
また、エボン寺院の崩壊により、自治体の重要性が拡大。
連絡船は現在、新エボン党が運営しているものの、一部では地方に権利が移りつつあるらしい。
機械の普及
2年前、エボンの教えに反し、機械兵器の一種である飛空艇を利用して、機械が『シン』を倒すことに貢献したことにより、エボンの教えは完全に否定されたといえる。
以来機械は、その便利さと使い勝手のよさからスピラ各地へ広まり、全世界で機械文明への回帰とも言える現象が起こり始めた。
だが一方で、長年寺院に慣れ親しんできた者たちの間では、未だに機械への警戒を解けない者も多い。
ミヘン街道では、瞬時に移動を可能とするホバーや、自動的に魔物を排除する警備マキナといった機械が配置され、機械実用化の最先端となっている。
しかしその結果、ミヘン街道の名物であるチョコボを追い込むことになっている現象については賛否両論である。
ゆとりの発見
「永遠のナギ節」の到来により、『シン』の影に脅えることのなくなった人々は、生活の中に新たなゆとりを探し始めた。
近年では、景色を眺めたり各地を観光したりする者の姿が目立つようになってきている。
ブリッツボールに取って代わるほど人気の「スフィアブレイク」や、「ナギ平原の公司アトラクション」などさまざまな娯楽も生まれてきている。
各地寺院とその周辺の変化
ユウナが『シン』を倒したと同時に、祈り子たちも夢を見るのをやめ、各寺院で召喚していた祈り子たちも消えた結果、建物は廃れたり、また変革を迫られたりとさまざまな問題が起こっている。
ジョゼ寺院
エボンの教え崩壊後、参拝者が激減し荒廃が進んだ。
その後、ギップルを中心とするマキナ派が移り住み、「機械を禁止した寺院」から「機械推進派の拠点」へと皮肉な転進をとげることとなった。
マカラーニャ寺院
建物自体が祈り子の支えられていたマカラーニャ寺院は、祈り子沈黙により大きな影響を受けた。
沈黙直後に湖底へと沈み、今は痕跡も見られない。
また、祈り子の恩恵を失ったためか、隣接するマカラーニャの森にも滅びの影が伸びている。
ザナルカンド遺跡
現在は、この地でシドが観光地業を営み、『シン』と戦った飛空艇をお客の輸送に利用。
大勢の観光客が訪れるようになっている。
元召喚士イサールがガイドをしており、ユウナは数多くの悲しい想いが眠るこの土地を、観光目的で利用されることを快く思っていない。
召喚士の今
2年前、ユウナたちが『シン』を打倒したことにより、祈り子たちも夢を見ることをやめ、誰の問いかけにも答えなくなった。
そのため、召喚士たちは全員召喚能力を喪失した。
死者が魔物と化す現象は変わっていないので、過去の召喚士たちは「異界送り」を行う者としての役割に変わってきている。
とはいえ、すべての元召喚士が「異界送り」を中心とした生活ではなく、あるものは観光ガイド、あるものは一般的な生活とさまざまであるようだ。
新たなるひずみ
「永遠のナギ節」は単に平和や幸福をもたらしたわけではない。
『シン』の存在は、打倒『シン』と共通の目的とともに、エボン寺院(教え)を中心として過去のスピラの人々を結束させてきた。
しかし、それらのなくなった現在、人々は結束を失い、各派閥の抗争や治安の低下など、さまざまな問題が起こり始めている。
それらを解決し達成したときに、スピラは初めて「真の永遠のナギ節」を向かえることが出来るであろう。
このことはFFⅩ-2の中でも重要な部分にあたる。
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writer
ミハ
企画・構成・演出
ミハ
資料提供
【あとがき】に記載
Since 19/11/2006
11/20|
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